ラオスの地方の子どもたち

ラオスへの訪問や現地の友人からラオスの国について色々見聞きするうちに、ラオスの厳しい現実も見えてきました。

ラオスはとても穏やかでゆったりとした国です。ただ、経済的には周辺国と比べて低い状態の国であり、最貧国の国の一つといわれています。
私はこの国で多くの子どもたちや教育者たちと出会いました。
彼らは、多くを学びたいし向上心もあります。ただ、その基盤となる物資が不足しているのです。

首都から遠く離れたにエリア住む子どもたちの現実を知り言葉を失いました。

ラオスでは義務教育が小学校までありますが、それすらも中退してしまう地域があります。
地方の村の慣習では、子どもは勉学よりも畑仕事を手伝うべきという考えが根強く残っており、学校教育の重要性が浸透していないことがあります。

学校はあるものの家から遠く、行くまでに5時間歩かなければならない場所であったり・・・と通うこと自体が安易ではありません。

また、併設している幼稚園でお昼寝の時間中に凍死してしまう子どもがいたり過酷な環境です。
写真は子どもたちがお昼寝をしている場所です。
※ラオスは暑い国のイメージがありますが、山岳地帯など気温が低いエリアもあります。

日本の幼稚園でお昼寝中に凍死・・・なんてことが起これば大変な事件ですが、ラオスではごく当たり前の日常だそうです。

↑使い古されて文字がとても見辛くなった黒板と授業の様子

学ぶための物資や環境が整っておらず、学びたい子どもたちは多くいるにも関わらず、満足な教育環境が整備されていないというのが現実です。
子どもの発育に必要な運動のための遊具などもなく、服や食事も不足しています。
日本で育った自分ががどれほど恵まれていたかというのが痛いほどわかりました。

ラオス政府は、貧困である地域・学校を把握していますが、国全体で予算を教育だけに回すわけにいかず、なかなか地方の学校への支援が行き届いていません。

こういった現状を知って少しでも何かできればという思いが強くなり弊社を設立しました。
小さなことからでも始めて、一人でも喜んでくれることができればと思っています。

最後に

本ブログではこういったラオスの情報をどんどん投稿していきます。

少しでもご興味を持ったり疑問に思うことがありましたら、コメント・いいね等よろしくお願いいたします。

今後の投稿の参考にさせていただきます!

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です