ラオスの国民性

日本との違い

ラオスでは知人同士であっても本名を知らない人が多いです。
生まれた時に身内が付けたニックネームで呼び合い、そのニックネームも被っていることが多いため同じ名前の人ばかりです。

競争心はあまりなく穏やか、素朴で優しい、時間の感覚が緩やかです。(沖縄時間のようなもの)

日本人がよくする人前で爆笑(手を叩いて笑う、歯を出して満面の笑み)は子供っぽい印象を受けるのでほとんど見られません。
しかし、ラオスの一部地域ではタイの番組が各家庭で観られるので、バラエティー番組やコメディーも視聴できます。
友人曰く、心の中で大爆笑しているそうです(笑)
ジョーク好きですが、喜怒哀楽を表現するのは日本人より苦手な傾向があるかもしれないですね。

階級や所得の差が激しいため、ラオスではテレビの無い家庭も多くあります。

また、他の社会主義国家と同じように政府を悪く言うことはありません。
ラオス国営放送のみ独自で放送されますが、民放はなく、メディア等の情報規制もあります。(体感では中国と北朝鮮の間のレベル程度の規制)

飲むのが大好きなラオス文化

↑ラオス産のビール「ビアラオ」

初対面でもお酒を一緒に飲むとすぐに打ち解けるので、人懐っこい印象です。
所謂、飲みにケーションといったところでしょうか。

誰かがグラスを持ったら飲む前には必ず乾杯。
※日本なら飲み会の最初に乾杯をしますが、ラオスでは話の途中に「のどが渇いたから一口飲む」というようなタイミングでも乾杯をします。

乾杯の前にグラスの残りの飲み物を終わらせなければならない文化があり一気飲みを促されるので、ご注意ください。

画像の「ビアラオ」の他に、よく飲まれるのは「ハイネケン」です。

どちらが好みかの話題は定番の話題なので、味がわかる人は、感想を用意しておくとよいかと思います。

助け合いの精神

親しい人にはありがとう、ごめんなさいは特に言いません。
親しい人に「ありがとう」は他人行儀という考えだそうです。

仏教国でもあるので、目上の人やお金持ちな人が、目下や貧しい人に施しをする(お金を払ったり、世話をする等)のは当たり前のことだという考えであり、感謝や謝罪は必要ないと考える「助け合いの精神」が強く、家族・親戚・友人・知人に分け与えることが普通とのこと。

人との距離が近い分、逆に個人のプライバシーの感覚は緩いようです。
昭和の時代に近所の人がインターホンを押さずお醤油を借りに来たり、隣のおばちゃんが普通に自分ちの居間でお茶を飲んでいたり、夜は家族みんなで寝ていたり・・・そんなノスタルジックなあの頃の感覚に近いかもしれません。

最後に

本ブログではこういったラオスの情報をどんどん投稿していきます。

少しでもご興味を持ったり疑問に思うことがありましたら、コメント・いいね等よろしくお願いいたします。

今後の投稿の参考にさせていただきます!

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