ラオスの特徴的な文化

ボーペンニャン (気にしない)

穏やかで素朴な国民性故にボーペンニャン(気にしない)精神の人が多いです。
沖縄の方言「なんくるないさ」(なんとかなるさ)みたいですね。
暖かい気候が、穏やかで細かいことは気にせずのんびりした性格を育むのでしょうか。
にこにこした人々に触れると癒されます。

「なんくるないさ」には「挫けずに正しい道を歩むべく努力すれば、いつか良い日が来る」という深い意味があるそうなので深堀すると意味合いは変わってくるかもしれませんが、ニュアンス的には似ている感じがします。

ラオスの人々はこのボーペンニャンをよく使います。
例えば、こちらが「コプチャイ(ありがとう)」と言うと「ボーペンニャン(どういたしまして)」
「コートート(ごめんなさい)」と言うと「ボーペンニャン(大丈夫!)」

日本語の大丈夫!もとても便利な言葉ですが、同じようにラオスでもこのボーペンニャンは便利で毎日聞く言葉です。
みなさんも、ぜひ覚えて頂きたい言葉です。

人とのつながり

ラオスでは家族の繋がりは最優先で、親族とも頻繁に集まります。
日本ではお正月やお盆など、行事でしか親族と顔を合わせる機会がないという家も多々ありますが、ラオスでは行事が無くても集まるのは当たり前のことなんです。

また、人懐っこい人が多いため、知人の知人は自分の知人という感覚で、
お酒を飲む時には、誰かが連れてきたよく知らない人が同席しているなんてことも日常茶飯事(笑)
しかしそれが普通なので、相手が誰かなどは気にせず乾杯をする陽気な心を持っています。

ラオスは近年設立された国

現地民の友人曰く、文化を大切にするがアイデンティティが少ないとのこと。
元々は王国(ルアンパバーンに王朝あり)でしたが、フランス領インドシナとしての植民地時代もあり、現在のラオスが国として設立されたのは1949年。
比較的近年独立された国であり、フランスや隣国タイの文化が多く混ざっています。

フランスパンのサンドイッチ風(カオヂー)が名物で気軽に食べられます。
植民地時代の名残が文化にも残っていますね。
ラオス航空に乗った際も、機内食で出るくらいラオスのポピュラーな食べ物です。

日本人の知人も、毎朝、路上で売られているカオヂーを買ってラオスコーヒーと一緒に朝ごはんにしています。
冷めていますが、おいしいので是非食べていただきたいおススメです!

ところで・・・

日本には日本史の授業がありますが、ラオスでは日本ほどは自国の歴史の授業はされていないようです。
また、自国の歴史を研究する人も少ないとのこと。
「着物や京都の街並みのような日本独自の文化がうらやましい」と言われたことがあります。

前回の記事にも記載しましたが、ラオスの放送局はラオス国営放送のみで、タイの番組を観ることが多く、ラオ語とタイ語を話せる人が殆ど。
ラオ語はタイのイーサーン地方(タイ東北地方)の言葉とほぼ同じで、タイに親戚がいるという話もよく聞きます。
隣なので気軽に買い物へ行くこともあります。

最後に

本ブログではこういったラオスの情報をどんどん投稿していきます。

少しでもご興味を持ったり疑問に思うことがありましたら、コメント・いいね等よろしくお願いいたします。

今後の投稿の参考にさせていただきます!

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