ラオスの高速鉄道

待ちに待った鉄道

2021年12月に開通したラオス初の高速鉄道。
中国の昆明からラオスのビエンチャンまで1022キロほどの国際的な鉄道です。

今までラオスには、ノンカイ(タイ)ータナレン(ラオス)間のおよそ3.5キロほどの短い鉄道しか通っておらず、一駅しかありませんでした。

そこへ投資に名乗り出たのが中国ということになります。
中国のラオスへのインフラ投資は高速鉄道のみならず、様々な場所で開発援助を行っています。

同年9月にはラオス初の高速道路も開通し、ラオス人たちは興奮冷めやらぬ状態でした。
現在2022年2月ですが、高速鉄道のチケットはすぐに売り切れるようです。

確かに、今まで首都ビエンチャンールアンパバーンまでは車で8時間〜10時間ほどの道のりで、道もまっすぐではなく、さらにガタガタで危険だったことを思えば、この高速鉄道で約2時間で到着できるとなれば利用者も多いでしょう。

時速は約125キロ。
また、転売目的で大量にチケットを購入する人がいるので、チケットは最大3人分まで、3日前からのみ駅で購入できるそうです。

先日、ラオス人の友人が利用した際の感想を書いておきますのでご参考までに。
チケットを購入していたとしても、出発の最低30分前までには行かなくてはならない。
駅の中は人が多く混み合っている。(見物人も多い)
セキュリティのため荷物チェックがある。

電車の座席はすべて指定席なので、番号がチケットに記載されているが、「番号を無視する人」「番号の意味がわかっていない人」「そもそも自由席と思っている人」等で、自分の席を確保するのに一苦労するそう。
また、番号を探して車内をうろうろしている間に目的地についてしまうこともあるそう。

座席の回転がなく、行きと帰りで同じ向きの席になるのだとか。

ビエンチャンールアンパバーン間で約2000円です。
航路だと約1万円、1時間ほどしていたので、リーズナブルに行けるようになりました。

途中のバンビエンという街にも駅があります。
ビエンチャンから鉄道で1時間ほど。

車で高速道路を使うとしても今まで3時間のジグザグ道だったところが、1時間で行けるようになりました。

現在新型コロナウイルスの影響で、出入国が難しいため、国内旅行の需要が高まり、バンビエンやルアンパバーンなどの街はラオス人に人気なようです。

最後に

本ブログではこういったラオスの情報をどんどん投稿していきます。

少しでもご興味を持ったり疑問に思うことがありましたら、コメント・いいね等よろしくお願いいたします。

今後の投稿の参考にさせていただきます!

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