ラオスの日常(宗教編)
今回はラオスの宗教についてお話します!
バーシー
ラオス人の多くが上座部仏教を信仰しており、托鉢や寺院参りなどが日常的に行われています。
バーシーという儀式は各家ごとに物事の節目で行われます。
例えば、結婚、出産、厄除け、新居への引っ越し、新たな旅立ちの門出など
僧侶を招き、中央の花(祭壇)へお唱えをします。
糸を手に通して手を合わせます。
そして、ゲストがメインとなる人の手首に糸を巻いていきます。厄払いや上手くいきますようにといった願いが込められるそうです。
親戚が多いラオス人は頻繁にこの儀式に立ち会いますので、もしみなさんもラオス人の友人ができた際には参加してみてください。
私はこの糸を外すタイミングが分からず、帰国してからもずっと付けていたんですが、ラオス人の友人に「それは2、3日で外していいんだよ。笑」と教えてもらいました。
また、この糸はバーシーの時だけでなく、イベント時に寺院で僧侶にお唱えをしてもらったときにも付けてもらえます。有料ですが3,000キープ程でした。
徳をつむラオス人
上座部仏教について詳しくはないのですが、その中に「徳をつむ」教えがあります。
托鉢なども生活に浸透しており、助け合いの精神があるラオス人ですが、私がルアンパバーンへ訪問した際には、籠の中の鳥を逃がす習慣を体験できました。
中には小さな鳥(たぶんスズメ?)が入っており、柵を開けて逃します。
一瞬で逃げます。
これで私も一つ徳を積めたようです。
近隣の同じ上座部仏教の国でも行われている習慣だそうで、ラオスもその一つです。
この籠の鳥は有料で、買わなければなりません。
「捕まえている人は?売っている人は・・・?」という疑問は抱かない方が賢明ですね^^;
ピーの文化
ラオスには仏教以外にも民族信仰が多くあり、その中でもこのピーの文化は広く知られています。
ピーは日本で言う「精霊」で、いろんな所に宿っているし、悪いことが起きたり悪夢を見たときにはピーの仕業・・・なんてことを思う人もいるそうです。
ほこらがいっぱい?!
ラオスの道沿いには市街地以外にも高頻度でみかけるのが、ほこら(?)です。
売っているのだと思いますが、日本で言うと、地方の国道沿いに石屋が墓石をたくさん並べて売っている感覚です。
ただ、そのほこらはカラフルで派手なので一瞬、お寺かな?とびっくりします。
以上、ラオスの日常(宗教編)でした。
最後に
本ブログではこういったラオスの情報をどんどん投稿していきます。
少しでもご興味を持ったり疑問に思うことがありましたら、コメント・いいね等よろしくお願いいたします。
今後の投稿の参考にさせていただきます!