意味が通じればよし

日本には標準語がありますが、地方によって方言があり、その方言の中でもさらに細かい違いがあったりと、同じ日本語でも意味が理解できない場合があります。

ラオスは公式では49の民族でできている多民族国家なので、同じ国内でも方言の違いがかなりあります。

日本人の私たちが書籍などで学ぶラオス語は首都ヴィエンチャン(特にラオ族)の言葉です。
ラオスの地方に住む人は首都に引っ越してきても地元の言葉を使い続けることが多く(関西から東京に引っ越した人が生涯関西弁を話す感じ)、それが普通なので首都の言葉(標準語)が広まりにくいそうです。

個人差なのか方言の違いなのか、話す速度やイントネーションが違うこともあるので
「あれ?私の覚えた言葉と少し違う」ということもありますが、きっと日本語を覚えた外国人が日本の方言に触れた時もこういう感覚になっているんだろうと思います。

ただ、うまく伝わらなくてもラオスの人たちは一生懸命聞いてくれます。
英語の教養のある人は英単語も使って意思疎通をとろうとしてくれます。
最終的に伝わろうが伝わらなかろうが「ボーベンニャン(大丈夫・気にしないで)」

大らかで穏やかな気質を持つ人々なので、慣れない下手なラオス語でもチャレンジしやすい環境を作ってくれます。
失敗してもうまく話せなくても誰も気にしません。
正しいラオス語を話そうと頑張りすぎなくても、ぼんやりなんとなくでも意味が通じればよしという
いい意味でゆるい雰囲気はラオスの気質ならではですね。

最後に

本ブログではこういったラオスの情報をどんどん投稿していきます。

少しでもご興味を持ったり疑問に思うことがありましたら、コメント・いいね等よろしくお願いいたします。

今後の投稿の参考にさせていただきます!

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